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豆まき威勢良く邪気払う 安曇野市内で節分行事

元気に豆まきをする園児たち(堀金認定こども園)

 124年ぶりに2月2日となった今年の節分は、新型コロナウイルス感染症対策に気をつけながらも、邪気を払い無病息災を願う行事が各地で行われた。人々は「1日も早いコロナ終息を」と、伝統行事に願いを託した。

 安曇野市堀金の堀金認定こども園(黒岩貞孔園長、207人)では、全員で「節分戦隊オニレンジャー」の体操をした後、クラスに分かれて先生から節分のお話を聞いた。
 年長園児の「あお組」では、いりたての豆で、自分の中にいる「怒りん坊鬼」や「お寝坊鬼」、「(ゲームをやめられない)ゲーム鬼」などを追い払おうと、「鬼は外!」と元気いっぱい豆まきをした。
 藤井羅夢ちゃん(6)は「お兄ちゃんとけんかしても負けないように『泣き虫鬼』を追い出した」と笑顔で話していた。
 安曇野市内の一部の小中学校では、給食のメニューに節分豆が登場した。子供たちは豆をよくかんで味わい、1年間の健康を願っていた。
 穂高南小学校の5年1組(担任・齊藤竜士教諭、34人)では、小袋に入った「福豆」が1人ずつに配られ、子供たちはデザート代わりに福豆を食べていた。宮澤つき乃さん(11)は「新型コロナウイルスが早く終息するようにお願いしながら食べた」とほほ笑み、大槻奏瑠君(11)は「大豆を作った農家の人に感謝して味わった。家でも豆まきをする」と笑顔を見せていた。3日に節分用の献立となる学校もある。
 穂高神社では、防火を願う竈神祭と合わせて節分祭が営まれ、氏子総代35人ほどが参列した。拝殿で、おはらいした豆をまいて邪気を払い、福を呼び込んだ。
例年は神楽殿から福豆や菓子、福だるまをまき、多くの人でにぎわうが、今年は新型コロナウイルスの影響で神事だけとなった。氏子総代の幹事長を務める松澤求さん(72)=穂高=は「早くお祭りが通常のようにできるようになってほしい」と、早期の終息を願っていた。

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