政治・経済

新型コロナワクチン 4月から高齢者に接種 一般市民は7月以降

 松本市は2日、新型コロナウイルスのワクチン接種のスケジュールと実施体制を公表した。当初は3月中にも65歳以上の高齢者に接種を始める予定だったが、国の方針が流動的な中、開始は4月にずれ込む見込み。平日は市内複数の医療機関で、土日祝日は市役所や市保健センターで接種に対応する。臥雲義尚市長は「多くの関係者の協力を得ながらできる限り接種のスケジュールを短くしていく」と述べた。

 高齢者に続き5~6月には基礎疾患患者、7月以降にそれら以外の市民の接種を始める見通し。市が3月から市民に発送するクーポン券(接種券)を受け取り、専用のコールセンターに電話予約して接種を受ける流れだ。市は今月中にコールセンターを開設する。
 市民は予約の際に医療機関で個別に接種を受けるか、市役所や保健センターの集団接種を利用するかを選択するという。医療機関は8カ所程度を見込み、集団接種には市医師会の開業医らの協力を得られるよう調整する。当面の供給が想定される米製薬大手ファイザー社のワクチンはマイナス70度の超低温の保管を要することから、国から譲渡される専用冷凍庫を4月に新設する市保健所や関係医療機関に配備する。
 円滑な遂行に向けて、市は全庁的なプロジェクトチームの立ち上げも検討する考え。一連の予算は4500万~5000万円に上ると見込んだ。
 国から示される方針には不確定な部分があり、スケジュールや体制は必要に応じて見直す。臥雲市長は「情報収集を進めながら迅速な対応を目指す」と話した。

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