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福は内 塩尻市内保育園で豆まき 密集避け換気 内容も工夫

鬼を退治しようと豆をまく園児(吉田ひまわり保育園)

 塩尻市内の保育園で2日、節分の豆まきが行われた。新型コロナウイルス感染拡大による不安が広がる中、同時に1カ所に集まる人数を少なくし、会場の換気を徹底するなど感染対策を講じ、内容も工夫を凝らした。園児は「邪気」や「厄」を象徴する鬼の退散を願い、真剣な表情で豆をまいていた。

 広丘野村保育園(丸山美穂園長、176人)は、例年だと園内のホールで豆まきをしているが、今年は保育園横の野村区運動公園に会場を代えた。年少~年長の約130人が、年齢ごとに園を出た。
 保育士が扮した鬼3匹が登場すると、紙で手作りした箱からいり豆をつかみ、「鬼は外、福は内」と元気に豆をまいた。年中の佐藤杏奈ちゃん(5)は「怖かったけれど、泣き虫鬼をやっつけようと頑張った」と話していた。
 吉田ひまわり保育園(林和子園長、182人)では館内放送を通じ、鬼が園長をさらったとの劇仕立てで行った。園児が年齢ごとに分かれて窓を開放したリズム室に入ると、太鼓の音色とともに保育士が扮した鬼5匹が現れた。
 園児は必死に豆をまいて退けた。泣き出す子もいたが、最後には全員で「福は内」と声をそろえ、幸せの訪れを願った。林園長は「コロナ禍だからと言って、子供の成長の糧となる経験が損なわれてはいけない」と話していた。
 市内の公立15園は1日~3日の間に、なるべく「密」を回避する形で節分行事に親しんでいる。

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