地域の話題

感謝の弁当医療関係者に 松本市内12の飲食店

気持ちを込めて弁当を届けた「ジョーカーマッチメーカーズ」のメンバーら(右)

 松本市内の飲食店12店でつくる「ジョーカーマッチメーカーズ」は29日、同市巾上の松本協立病院に弁当50食分を無償で提供した。新型コロナウイルスの感染終息が見通せない中、最前線で奮闘する医療関係者にエールと感謝の気持ちを伝えようと企画し、出来たてを届けた。来月にも再度50食の提供を予定している。

 「ジョーカーマッチメーカーズ」は食で城下町・松本を盛り上げようと結成され、コロナ禍で通常営業ができなかった昨年5月にドライブスルー形式の弁当販売会を実施した。飲食業は感染拡大の影響を大きく受けて苦境にあるものの、県の営業時間短縮・休業要請に応じたことで時間の余裕があり、協力金も支給されることから「自分たちよりも大変な人たちの力になりたい」と計画した。
 食材や容器の提供など各店が協力し、5店の代表者が朝から調理して唐揚げ丼とタコライス丼の2種類を用意した。平井康司代表(50)は「医療関係の皆さんに気持ちを届ける機会はなかなかない。食べて元気を出してもらえれば」と話し、「こちらも頑張っているので、コロナが落ち着いたらぜひ店にも来てほしい」と願っていた。
 弁当を受け取った佐藤康子看護部長(50)は、「コロナ陽性患者の対応や外来の検体採取など、日々頑張っている看護師たちに渡したい」と感謝していた。