地域の話題

議会改革松川・生坂が懇談会で協議

 議会改革を進める松川村議会と生坂村議会の懇談会が22日、生坂村役場で開かれた。議員のなり手不足解消に向け、55歳以下の若手議員の月額報酬を現行の18万円から30万円に引き上げる条例改正を実現した生坂村議会の取り組みを参考にしようと、松川村議会が依頼して実現した。両議会の代表9人が、なり手不足の要因や議員報酬の見直し、地方議会の課題などについて意見交換した。

 生坂村議会は、定数8を1人下回り初の定員割れとなった平成29(2017)年の前回選を契機に議会改革検討会を立ち上げ、若い世代が立候補をためらう要因となっている報酬の低さを改善することを柱に検討を重ねてきた。検討会座長の太田譲議員は「若い人が生活面の不安なく議員活動に集中できる環境を整えることが大事」と狙いを説明。「危機感を共有し、議会が同じ方向を向いて改革を進めたことで、住民や行政の理解も広まったと思う」と話した。報酬引き上げの条例改正案は、村議会12月定例会に議員発議で提出し全会一致で可決、4月の村議選当選者から適用される。
 松川村議会は、来年3月の改選を見据えて昨年6月に議会改革特別委員会を設置し、12月に中間報告をまとめた。全国の同規模自治体の平均を下回っている議員報酬を全国平均並みに引き上げる方向で検討を深めており、委員長を務める梨子田長生議員は「幅広い世代が手を挙げやすい環境を整え、前回選(平成30年)のような無投票をなくしていきたい」と話した。
 松川の平林寛也議長は懇談後、「有意義な時間をいただいた。検討を深め、少しでも地域を活性化できる議会につなげていきたい」と話していた。