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静まり返る街 惑う飲食店 レベル5延長後初の週末 松本駅前

また会える日を信じて―。25日からの休業を伝える松本駅前の居酒屋の張り紙

 松本市に出されている県独自の新型コロナウイルス感染警戒レベル5の「特別警報Ⅱ」が、2週間延長されて初の週末を迎えた23日、飲食店が軒を連ねる松本駅前の繁華街は閑散とした光景が広がった。店先に時短営業を知らせる張り紙を掲げる店や、延長期間最終日の2月4日まで休業を決めてシャッターを下ろした店が多い。

 時短営業する店からは「客足は遠のいたまま、以前のようなにぎわいに戻るイメージが湧かない」と不安な声が上がる。
 「どうしたものか...」。居酒屋かとちゃん(中央1)の店主・加藤順一さん(62)は苦境を吐露する。「感染防止には店を閉じることが一番だが、売り上げのことも考えると難しい」と話す。「来ていただいたお客一人一人に感謝し、乗り越えていくしかない」。
 一方で、居酒屋まこちゃん(中央1)の代表・坪田誠さん(46)は、週明けの25日から延長期間が終わる11日間の休業を決めた。「営業時間を短くしたことで、よりお客が来て『密』になることも考えられる」と理由を挙げる。営業再開に向け「またみんなと笑い合える、おかしく楽しい毎日になってほしいね」と願っている。