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コロナ禍 感染リスク負うごみ収集員に感謝の手紙 松本

子供たちから届いたごみ収集に対する感謝の手紙

 新型コロナウイルスの感染リスクを負う中でごみ収集業務にあたる収集員への感謝の手紙が、松本クリーンセンター(松本市島内)に届いている。子供の文字で「コロナにまけないようにからだにきをつけてがんばってください」などと書かれた手紙が多数寄せられ、収集員を感激させている。

 クリーンセンターには松本市や山形村などから毎日、200トン近くのごみが運び込まれる。市の職員や委託先の業者の社員が専用の収集車でごみを回収し、搬入してくる。手紙は新型コロナの影響が色濃くなった昨年春からクリーンセンターに届いたり、ごみ袋に張り付けられたりするようになったという。
 「コロナの中でもがんばってください」との手紙がごみ袋に張られているのを見た収集員の早川輝さん(57)は「本当にうれしかった。励みになった」と喜ぶ。市内の町会に入る住民からは「皆様のおかげで安心と気持ちの良い生活ができている」と感謝の手紙も届いた。松本市環境業務課では、寄せられた手紙を収集員に回覧しているという。
 コロナ禍の中、ごみの収集業務は感染のリスクが高い。可燃ごみの中にプラスチックごみや不燃ごみが混ざっていた場合、従来は回収しないケースもあったが、「ごみ回収場所の町会の方が分別するとコロナ感染のリスクがある」(市環境業務課)として現在はすべて回収するようにしている。ごみ袋が破れていたり、空気が抜けきってなく収集車の中で破裂したりすることもあるため、市環境業務課では「ごみ袋にごみを詰めすぎず、空気を抜いてからしっかりと縛って回収場所に出してほしい」と呼びかけている。