政治・経済

新型コロナワクチン 確実に接種できる医療機関設定へ 塩尻市長方針

市型コロナのワクチン接種の体制について考えを述べる小口市長

 新型コロナウイルス感染症予防のための塩尻市内でのワクチン接種体制について、小口利幸市長は22日の定例記者会見で、確実に接種を受けられる医療機関の設定を目指す考えを示した。集団接種と個別接種に加える実施策で、「塩尻モデル」に位置づける。今春以降、市民が迅速かつ円滑に接種できる体制の確立に向け、塩筑医師会に協力を求めていく。

 市内での接種の詳細な計画はこれから立てるが、集団接種は土・日曜を基本に市保健福祉センターや市立体育館で、個別接種は塩筑医師会を通じた各医療機関で行うことを想定している。
 小口市長は塩尻モデルについて「希望する全市民に対応できるよう、継続的に、平日の昼間も(接種を)やっていただける医療機関の設置が理想だ。極力、(ワクチンを)打てる時間を長くつくりたい」と説明した。
 「スピードが大事」と述べて、財政支援を含めた体制構築の検討を急ぐ考えを示した。本年度内の接種の準備費用などは専決処分で対応する方針だ。接種体制の確立後に、より的確な地域経済活性化策を講じていく考えも示した。
 市健康福祉部によると、市民6万7000人のうち、新型コロナのワクチン先行接種で、医療従事者に続いて対象となる65歳以上の高齢者は約1万9000人いる。高齢者の接種の開始時期は3月下旬か4月になるとみられる。市は、国から市町村にワクチン接種に関する説明が行われる予定の25日以降に、庁内に接種推進チームをつくって準備を進める方針だ。