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松川村のすずむし荘 オリジナル釜飯で苦境打開へ

入浴施設で販売されているオリジナルの釜飯弁当

 松川村の温泉宿泊施設・すずむし荘がこのほど、入浴施設でオリジナル釜飯の販売を始めた。新型コロナウイルスの影響で宿泊客が激減する中、売り上げの確保のため「できることは全てやろう」と初めて企画し、今後は村役場や村内企業にも昼食用に配達したい考えだ。

 「すず釜めし」と名付け、午前11時半から平日は5個、土曜日と日曜日は8個を販売している。村内産のコシヒカリを使用し、アサリと福味鶏、シイタケ、ニンジン、ゴボウ、錦糸卵が入っている。アサリと福味鶏のだしをきかせてたき上げてあり、深みのある優しい味わいが好評だ。入浴後に大広間で食べていた年配の女性は「とてもおいしい」と舌鼓を打っていた。
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国の「GoToトラベル」事業が中断され、すずむし荘では年末年始の宿泊予約の大半がキャンセルされた。もともと冬場は宿泊客が少ないところに輪を掛けた状態だが、髙橋賢光事業所長は「何もしないのが一番良くない。すずむし荘は食事が売りになっていることを、この機会に釜飯弁当を通して多くの人に知ってもらい、今後につなげたい」と話している。
 1個680円(税込み)。予約注文も受け付けている。注文、問い合わせはすずむし荘(電話0261・62・8500)へ。

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