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時短要請に飲食店複雑 松本の警戒レベル5延長で

飲食店のスタッフにチラシを渡す臥雲市長

 21日を期限として松本市に出されている県独自の新型コロナウイルス感染警戒レベル5が2週間延長され、市街化区域で酒類を提供する飲食店などは休業、時短営業を要請されることになった。20日夜には臥雲義尚市長や県松本地域振興局の草間康晴局長が中心市街地の店舗を回って直接協力を求め、経営者はさまざまな思いで受け止めていた。

 県と市の職員も合わせ約30人が数人ずつ分かれてJR松本駅前の居酒屋、カラオケ店など約300店舗を回った。臥雲市長は要請内容や県が支給する協力金について書かれたチラシを店主らに配りながら「いろいろと支援策を考えています。ご協力をお願いします」などと呼びかけた。
 焼肉店の店長の男性(60)は「1日4万円の協力金はありがたい」としつつ、同じ感染警戒レベルの小諸や飯田より要請の決断が遅かった点を指摘し「店を開けてもお客が来なくて本当に苦しい。もっと早く支援してもらわないと」と不満も漏らした。居酒屋を営む男性(46)は「1月の売り上げは前年の1割だけれど、来てくれるお客は大事にしないと。早く感染が収まってほしい」と前を向いた。
 県と市の要請活動は21日も行い、中心街以外の市街地も回る。