政治・経済

県が松本の警戒レベル5延長 新型コロナ 飲食店時短要請など追加対策も

追加対策を説明する阿部知事

 県は20日、新型コロナウイルスの感染者が急増した松本市で発出されている県独自の感染警戒レベル5の「特別警報Ⅱ」の期間を22日から2月4日まで14日間延長し、酒類の提供を伴う飲食店の営業時間の短縮や休業要請などを求める追加対策を実施すると発表した。市街化区域の飲食店1200~1500店を対象に22日から2月4日まで実施し、要請に協力した事業者に県が協力金56万円(1日当たり4万円)を支給する。

 松本市は8日にレベル5に引き上げて特別警報Ⅱを発出したものの、直近1週間(13~19日)の人口10万人当たりの新規感染者は30.05人で、発出時を上回る状況が続いている。松本市ではこれまでに飲食店での感染拡大は確認されていないが、高止まりの感染者を減少に転じさせるため「予防的な措置」が必要と判断した。
 阿部守一知事は「急増は食い止めることができたが、高止まりの状況が続いている」とし、「感染経路不明の感染者が継続的に確認されており、ひとたび飲食店で集団感染が発生すると取り返しがつかなくなる」と危機感を示した。中信地区の病床がひっ迫していることに触れ、より強い対策に踏み切る覚悟を述べた。
 追加対策では、松本市全域で感染拡大予防ガイドラインを順守していない酒類の提供を行う飲食店の利用を控えるよう市民らに協力を要請する。

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