政治・経済

道路橋の下 駐車場人気 除草などは利用者 市の管理負担軽減も 塩尻市

近隣住民を中心に好評の高架下駐車場(桔梗ケ原跨線橋)

 塩尻市が市道陸橋の高架下に設置、賃貸している駐車場が好評だ。空きスペース活用を目的に設置しているが、青空駐車場よりは雨風を受けにくいこと、非営利ゆえの割安な値段設定もあり、近隣住民を中心に例年抽選になる区画もある。

 中央スポーツ公園西側の桔梗ケ原跨線橋(通称・げんば大橋)下で平成23(2011)年度から、JR広丘駅近くの広丘中央陸橋(通称・スカイブリッジ)下で28年度から設置している。桔梗ケ原は大小16区画(1年契約)、広丘中央は8区画(2年契約)ある。松本市、安曇野市では市管轄の高架下を駐車場にしている事例はなく、近隣地域では珍しい。
 申し込み倍率は例年ほぼ1倍以上で推移し、広丘中央では31年度に2・13倍にも達した。両駐車場とも、近隣住民が2台目以降の車を止めたり、来客用スペースにしたりといった使い方が多いという。
 区画当たりの利用料は年額4000~8000円台と、一般的な民間青空駐車場と比べるとかなりの割安だ。市建設課は「周辺地価などを参考に適正価格を設定している」と説明。利用者には草刈りやごみ捨てなどの維持管理をすることを条件付けており、資材置き場などにするよりも管理負担の軽減につながる利点がある。
 同課の武田潔総務管理係長は「あくまで営利目的ではなく空きスペース活用が目的だが、喜んでいただいているのはありがたい」と話している。
 来年度(広丘中央は令和3~4年度)の利用申し込みは2月10日まで。問い合わせは市建設課(電話0263・52・0280)へ。