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松川村の人口、45人増加 東筑・北安のほか6町村は減少続く

 東筑摩郡5村と、北安曇郡南部2町村の1月1日現在の人口がまとまった。東筑摩郡5村は計2万1861人で、前年同日より299人減った。北安曇郡南部では、松川村が若年層をターゲットにした施策などが奏功して人口が増加し、池田町の人口を上回った。

 7町村のうち、人口が増加したのは松川村だけで、ほかはすべて減少した。世帯数は、3町村が増加、4村が減少だった。
 東筑摩郡5村はすべて人口が減少し、山形村のみ世帯数が増加した。山形村住民課は「一度、村外に出た人が村に帰ってきて、親と世帯を別にして生活するケースも多く、世帯数は増えている。人口は転入・転出はほぼ差がないが、出生数を死亡数が上回り自然減となった」としている。
 朝日村と筑北村は前年同日より100人前後、人口が減った。朝日村は、土地開発公社が手掛けている向陽台住宅団地の分譲が昨年はなかったなど、大規模な宅地造成がなく、転入者が少なかったことなどが背景にあると分析する。筑北村は「減少数は例年並み」という。生坂村はここ数年、かつてと比べて減少幅が縮まっており「力を入れている子育て支援の成果が一定程度、出ているのでは」(住民課)としている。
 北安曇郡南部は、池田町が松川村の人口を下回った。池田町は世帯数は増えているものの、少子高齢化による自然減が続いている。町の定住促進補助金も、財政難のため来年度は大幅な減額となる見通しで、一層難しい局面を迎えている。
 松川村は、県から無償譲渡された県営住宅細野団地を村営住宅として改修したところ、12戸に新たな入居があった。今月から上緑町西分譲地の分譲も始まり、人口維持に貢献しそうだ。