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慶大生の水野さん 木曽の中高生の学習支援 長期滞在、遠隔指導も

 慶応大学環境情報学部4年生の水野元太さん(22)が2月初旬まで、木曽町開田高原に滞在して中高生を対象に学習支援をしている。対面での学習指導のほか、ビデオ会議システム「Zoom」で首都圏にいる学生と協力して講義や個別面談などに応じている。長期滞在する慶大生は水野さんで2人目で、18日夕方は末川研修センターで4人を教えた。

 水野さんは一昨年春に初めて開田高原を訪問し、以降たびたび訪れている。「地域に対する大人の皆さんの熱量に心が熱くなった」と話し「どういったことをやっているのか、思っているのかなど外の視点で地域を見つめたい」と滞在を決めた。昨年10月末に来町し、さまざまな地域活動に関わりながら11月末から町地域おこし協力隊・服部泰英さん(24)と協力して対面での学習支援をしている。
 18日の中学生向けの支援では、高校入試の攻略法について学ぶ講義をした後に、自主学習する生徒の質問に答えた。参加した開田中学校3年生の山田梨心さん(15)は「学校で教わらない勉強の仕方を、体験を基に語ってもらえるので分かりやすい」と話していた。
 慶大生と開田高原の子供たちとの交流は4年前に、ゆかりのある学生個人の研究がきっかけで始まった。学習支援は例年だと、夏季と冬季のみだったが、本年度は月1回の通年学習支援を追加して昨年5月からオンラインで学生が支援していた。現在は水野さんの滞在に合わせて、冬季の学習支援を実施している。

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