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大北14神社の御朱印帳完成 松川の松下彩さんが表紙絵描く

新しい御朱印帳を持つ平林宮司(左)と松下さん

 大町市常磐の八王子神社の平林秀文宮司(54)がこのほど、同神社と平林家が奉仕する池田、松川両町村など大北地域にある14の神社の御朱印帳を新たに作った。表紙絵は松川村鼠穴の松下彩さん(40)が、実際の神社をモデルにした安曇野の心象風景を柔らかな色彩とタッチで描き、"御朱印集めデート"を楽しめそうな仕上がりになっている。

 御朱印帳は縦16㌢、横11.5㌢の折り本式12折りで、表紙と背表紙に田園風景の中にある神社の森を水彩で描いた松下さんの絵が使われている。同じ構図で初夏と秋の風景の2パターンがある。
 松下さんは横浜市出身でインテリアデザインの経験があり、3年前に松川村に移住して夫と共に靴の工房を営んでいる。松下さんが描いた安曇野の山麓線沿いにある店舗のスタンプラリーのマップに平林宮司の妻の綾さん(50)が「一目ぼれ」し、協力を依頼した。
 松下さんは各神社を実際に巡り、「観光ルートから外れるから見られる景色がある。そうした景色も持ち帰ってもらいたい」という思いを込めて絵を描いた。平林宮司は「御朱印帳を手に神社を探して地域に入り、文化を知ってもらいたい」と話す。
 御朱印帳は八王子神社脇の御朱印の授与所で、1冊1300円で頒布している。授与所は毎月1日に開き、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した各神社の写真を示すと、300円で御朱印がもらえる。問い合わせは八王子神社(電話0261・22・1762)へ。