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厳寒の氷瀑圧巻 王滝の新滝と清滝

 御嶽山3合目半(標高約1200メートル)にある王滝村の新滝と清滝で、流れ落ちる水が凍り付いた「氷瀑」が順調に成長を続けている。落差30メートルを誇る両滝の圧巻の姿を撮ろうと訪れる写真愛好者の姿も多い。

 新滝では、滝口から滝つぼまでつららが連なっていた。流れ落ちる滝の裏側に小さな岩の祠があり、そこから滝を見ることのできる「裏見滝」の名でも知られ、天井から伸びる無数のつららが鍾乳洞のような眺めを作りだしていた。滝の裏側は、しぶきが一面に飛び散って凍り付いているため、軽アイゼンを携行したほうがいい。
 清滝は、滝の半分ほどの高さまでせり上がった氷柱が氷の壁のようだった。伊那市長谷から訪れた男性(75)は「昨年は暖冬で見られなかった光景。見事だね」とカメラを向けていた。
 新滝も清滝も、それぞれの駐車場から徒歩5分ほどで滝のそばまで行ける。木曽おんたけ観光局王滝観光案内所によると、村内の観光スポット・自然湖は「冷え込みが続けば全面結氷するのでは」と期待している。