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イワナの卵に興味津々 木曽川漁協や県が小中学校や保育園に配布

水槽の中に入れたヤマトイワナの卵を見つめ「眼があるよ」と驚く子供たち(三岳小)

 木曽川水系にすむ在来魚・ヤマトイワナの飼育を通して郷土の川の恵みに理解を深めてもらおうと、木曽川漁業協同組合や県などが15日、木曽郡内の小中学校などに卵を配った。直径5㍉ほどの卵をそっと水槽に入れた子供たちは「卵の中に黒い眼が見えるよ」と興味津々の様子だった。

 希望した小中学校7校と保育・幼稚園5園、木曽養護学校に計7500粒の卵を届けた。木曽町の三岳小学校では1、2年生9人に500粒が配られた。黄色がかった卵をスプーンに載せてもらい水槽に入れ「大きくなってね」と声を掛けた。
 児童は、廊下に置いた水槽の水温を毎日測りながら成長を見守る。ふ化させた稚魚を飼育し、3月にも学校の近くを流れる本洞川に放す予定だ。2年の鎌田奏歩さん(8)は「眼が動いていてびっくりした。しっかり育てたい」と約束した。
 配布は平成3(1991)年から続けられている。