地域の話題

豊科南穂高の県道でマンホールの修繕工事中

片側交互通行となっている工事現場

 安曇野市と松本市梓川地区の下水を処理している県犀川安曇野流域下水道事務所が、安曇野市豊科南穂高の県道柏矢町田沢停車場線で、劣化したマンホールの修繕工事をしている。既設マンホールの内側に新しいマンホールを形成する「更生工法」で長寿命化も図っており、2月下旬までの予定で県道重柳交差点の西側約80メートル区間が平日日中に片側交互通行となっている。

 穂高地域の下水が集まる幹線管路3本のうちの2本が合流する部分のマンホール(深さ約4・8メートル)で、鉄筋コンクリートでできており、平成13(2001)年の施工から20年が経過している。
 下水道事務所によると、幹線管路のうち1本はポンプで下水を流す圧送式で、圧送管路のコンクリート製マンホールは、生活排水の分解で生成された硫化水素で腐食しやすいという。県が28年度に行った管路点検でコンクリート表面の腐食が確認された。放置するとマンホールが割れて土砂が入り、下水があふれる心配がある。下水道事務所整備課は「そうならないよう先手先手で措置していく必要がある」とする。
 工事では、マンホール内側の劣化した部分を削り取ってモルタルで補強し、強化プラスチックの型枠を入れて隙間を樹脂で充てんする。事業費は約1900万円。掘り返してマンホールを造り直すよりも費用が安く、短期間で済むという。
 現場の県道柏矢町田沢停車場線は、長野道安曇野インターチェンジ付近とJR大糸線柏矢町駅付近を結ぶ幹線道路で特に朝晩の交通量が多い。交通規制は平日の午前9時~午後4時半ころだが、下水道事務所は「劣化状況により工事が大きくなれば、土曜日に行うことも考えられなくはない」としている。