政治・経済

電源不要 スマホ向け木製スピーカー 松本市平田東1の丸久鋼機

アカマツを使ったスマホ用スピーカー。美しい組小細工も特徴だ

 木工機械を販売する丸久鋼機(松本市平田東1、武井建朗社長)は、スマートフォン(スマホ)用木製スピーカーを開発した。木工品を企画、販売する新事業の第1弾商品となる。電源不要で、スマホを上部に置くだけで音量が増幅し、温かみのある音になる。美しい組子細工のデザインも特徴で、安曇野産アカマツを活用した。

 商品名は「エコパインスピーカー」で、サイズは高さ18センチ、幅10・3センチ、奥行き12・9センチとし、持ち運びがしやすい大きさだ。内部はメガホンのような構造となっており、電源がなくても音が増幅する。組子細工はふすまや欄間などに使われる伝統技法で、今回は健康を願う定番の模様「麻の葉」を採用した。アカマツは地元に豊富にある資源で、有効活用をする狙いもある。売り上げの一部は森林保全活動に役立てられる。
 担当する同社の相澤森さん(37)は「コロナ禍の中、家で過ごす人が多い。音楽を聴いてくつろいだり、離れた家族とテレビ電話をしたりする際にとても便利」と話している。
 スピーカーは、クラウドファンディングサービスの大手「Makuake(マクアケ)」のサイトで22日~3月末に公開する。1個1万2800円だが同サイトでは先行的に格安で"応援購入"できる。一般販売は丸久鋼機ホームページなどで4月に始める。問い合わせは丸久鋼機(電話0263・25・7500)へ。