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明科の「ななきの家」10年 寄り添う介護の歩み一冊に

10周年記念誌「十年十色」を持つ飯沼社長

 開設10周年を迎えた安曇野市明科七貴の小規模多機能型居宅介護ななきの家はこのほど、記念誌「十年十色」を発行した。「日々の気づき」を大切に、利用者に寄り添う介護を追求し続けた10年の歩みを、スタッフの言葉などとともにまとめた一冊となっている。

 記念誌はA4判のカラーで、ななきの家を運営する企画の飯沼博則社長が編集した。毎月発行している「ななきの家便り」に掲載された、飯沼さんと施設の管理者・飯沼みきさん、スタッフの文章を抜粋してまとめた。特にスタッフが介護の中で拾い集めたお年寄りの「オモシロ語録」は、くすっと笑えたり、ほろりとしたりと味わい深い。スタッフと利用者との温かい関係がうかがえる。
 ななきの家は平成22(2010)年12月に開設された。介護サービスを充実させるため、29年にキッセイコムテック(松本市和田)と共同で、情報共有サービスを開発した。介護記録や利用者の様子を詳細に記録し、スタッフや利用者の家族が共有することで業務の効率化のほか、スムーズな意思疎通にも役立っているという。
 飯沼社長は「日々の気づきを何よりの宝物とし、共有することが大切だと思っている。支えてくれた全ての人に感謝したい」と話している。