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年明け3連休の市街地静か 警戒レベル5最初の週末

3連休初日を迎えた松本市街地の縄手通り。例年はにぎわう通りも往来は限られた

 松本市は9日、県が定める新型コロナウイルスの感染警戒レベルが5(特別警報Ⅱ)に引き上げられて最初の週末を迎えた。臥雲義尚市長は「この3連休で感染拡大に歯止めを掛ける」としているが、幅広い年代に対する外出の自粛要請や飲食店に対する営業時間の短縮措置はなく、市民一人一人の主体性に委ねられることになる。市街地に目立った渋滞や混雑はなく、静かな雰囲気の中で休日を過ごす市民の姿が散見された。

 本来であれば松本あめ市や厄よけ縁日に加え、全国各地から新成人が帰郷し、街中がにぎわう3連休だ。
 にぎわいを欠いた街の様子に、同市里山辺の高齢夫婦は「寂しい」と話した。一年の無事を願い、だるまを買い求めたという。妻(69)は「松本はどうなるのかとひやひやしている。高齢者への注意喚起が聞かれるが若い世代にも感染防止の自覚を持ってほしい」と話していた。
 松本あめ市は中止になったが市街地にはぽつりぽつりと露店が並んだ。だるまを販売していた露天商の男性(53)は「昨年は数日しか店を出せなかった。今年はにぎやかになってもらいたいが明日の人出も期待はできない」。
 一方、縄手通りのたいやき店の女性(66)は「思ったよりは人が出ている印象」と話した。感染警戒レベルが一日も早く引き下げられることを願い「コロナが身近に迫っている危機感がある。皆で注意し合って拡大を防がなければ」と話していた。