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無料こどもじゅく 今年の活動開始

子供に勉強を教えるスタッフ

 貧困などを理由にさまざまな不安を抱える家庭の支援団体「反貧困セーフティネット・アルプス」は9日、松本市中央1のMウイングで、学習支援ボランティア「無料こどもじゅく」の今年の活動をスタートさせた。市内外から小学生と中高生の十数人が参加し、元教員や大学生のスタッフに勉強を教わった。

 子供たちは学校の宿題や、事前に用意されたドリルに取り組み、スタッフが個別に対応した。数学の高次方程式の解き方のこつを丁寧に教わり、うなずきながら真剣に学ぶ高校生の姿が見られた。
 無料こどもじゅくは松本、塩尻の2会場で週1回開き、利用登録者数は60人を超える。今年は、松本市西部の子供向けに24日から波田公民館を会場に加えるほか、リモートでの学習支援を検討する。こどもじゅく世話人の児玉典子さんは「コロナ禍で必要な取り組みが増えた。学ぶ環境に格差が生じないように、感染予防に万全を期したい」としている。