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豊科・大口沢の急カーブ改良着々 バイパスの橋一つ完成

橋の一つが完成した改良工事の現場

 県安曇野建設事務所が安曇野市豊科田沢で進めている、県道安曇野インター堀金線の改良工事で、濁沢川に架ける橋2本のうち1本が完成した。事故が多発している急カーブの約200メートル区間にミニバイパスを設けて直線にする工事で、新たな道の線形が具体的に見えてきた。令和3年度内の完成と利用開始が見込まれている。

 急カーブを解消して安全に通行できる環境を整える工事で、平成27(2015)年度に着工した。山の一部を削り、蛇行した濁沢川を横切る2本の連続したコンクリート製の橋を架けており、東側の長さ20・5メートルの橋が完成した。西側の22メートルの橋は発注済みで、4月以降に工事が始まる予定となっている。
 安曇野インター堀金線のうち、豊科田沢で国道143号大口沢交差点と国道19号田沢北交差点をつなぐ谷あいの区間は、松本市と安曇野市を結ぶ通勤・通院路などとして利用する車が多い。県が27年度に行った調査で、平日午前7時~午後7時の12時間の交通量は8344台だった。安曇野市内の幹線道路では多い方だという。
 ミニバイパスを建設している区間では、急カーブを曲がり切れずにガードレールに突っ込むなど交通事故も多く、地元から改良要望も上がっていた。総事業費は約3億7000万円。安曇野建設事務所は「皆さんが安全に通っていただける道路にする。一日も早く供用できるように進めたい」としている。