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密避けて初詣 祈る平穏

間隔を空けて並んだ後、手を合わせて静かに祈願する参拝客(1日、深志神社)

 新年を迎えた中信地方の神社や寺院などは1日と2日、初詣客を迎えた。新型コロナウイルス感染防止のため分散した参拝が呼び掛けられるなど例年とは様子の違う中、家族や友人と訪れた人たちは新しい一年が良いものになるよう願いを込めて手を合わせた。

 松本市深志3の深志神社は、感染予防のため例年なかった参拝の列を設け、一定の間隔を空けて並ぶよう参拝客に求めた。臨時のさい銭箱を2箱作って分散を促し、お守りを渡す授与所などはお客とみこらとの間に飛沫感染防止のシートを張るなどした。
 元日に訪れた人は例年の4割程度という。看護師・和田克美さん=松本城西1=は息子の大学受験合格を祈願し、「昨年は大変な年だった。息子が無事受験に受かり、家族に明るい知らせを運んでくれたら」と願っていた。
 交通安全の御利益で知られる安曇野市の穂高神社では、自動車が順に鳥居をくぐり、おはらいを受けていた。感染予防のため、縁起物の頒布にあらかじめ注文票への記入を求め、拝殿前で間隔を空けて並ぶよう呼び掛けた。6歳と2歳の男児を連れて家族4人で元日に参拝した松本市島内の髙山浩明さん(41)は「例年だと長野市の善光寺へ行くが、混雑を避けて少し近場にした」と言い「今年も安全で健やかに過ごせ、早く元の生活に戻れますように」と願った。

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