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感染警戒 異例の初売り各地で

 松本・木曽地方の大型商業施設や商店街で1日と2日、新年の初売りが行われた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く異例のお正月にあって、例年のような開店前の大行列は見られなかったが、訪れた人たちは福袋やセール商品の買い物、抽選会などを楽しみ笑顔を見せていた。

 松本市深志2の井上は2日午前10時に初売りを始めた。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年人気を集めている商品券などが入った大入り福袋の販売を中止した。友人と訪れた安曇野市の女性(70)は「コロナ禍で例年の正月旅行は取りやめて初売りに来た。福袋を買えると新年らしい感じがする」とほほ笑んでいた。
 井上の初売りは5日まで。購入額1万円ごとに参加できる「福引大抽選会」は4日まで実施している。

 松本市中央1の松本パルコには2日の開店前、例年の約4分の1に当たる100人ほどが並んだ。福袋は事前の店頭予約やネット通販も行って混雑を避けた。諏訪市の会社員・武川哲也さん(44)は、家族4人で両手に福袋を持ち「昨年がコロナ禍で暗かった分、新年はお出掛け気分を味わって明るく始めたかった」と話していた。
 パルコは例年よりセールを4日延長し、17日まで行う。

 木曽郡内でも初売りが行われた。木曽町日義の「靴とバックかみむらブティック絵夢」では、バッグなどに加えて自分で選べるアウトレットの靴をセットにした福袋を求めて開店と同時に常連客約10組が訪れた。新型コロナウイルスの影響で例年より客足は鈍かったが、自分や家族のためにお気に入りの1足を選んでいた。上村三枝子社長は「コロナに負けないよう、今年も気持ちが明るくなる店づくりを一層心掛けたい」と話していた。

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