教育・子育て

塩尻市保育人材バンク好調 資格有無問わず活躍の場

本年度始まった保育人材ハッピーバンクをPRするポスター

 塩尻市が本年度に創設した「保育人材ハッピーバンク」事業が好調だ。資格の有無にかかわらず保育や育児に携わる熱意のある市民の登録を募り、働き手を必要とする保育園や児童館などと結び付けており、保育士不足など人材確保が難しい子育て支援の現場の一助となっている。

 事業では、保育士資格や看護師資格、幼稚園教諭、教員免許のある人のほか、無資格だが保育や子育て支援に関心のある人を募り保育園などの求人とマッチングすることで、保育人材の確保を図っている。登録後に、子育てサポーター養成講座などの研修で知識を深める機会も創出している。
 11月末時点で34人が登録した。このうち雇用につながったのは13人(有資格者6人、無資格者7人)で、いずれも会計年度任用職員(旧臨時職員)として市内4保育園と児童館に配置された。保育士の産前休暇や退職者の欠員補充、3歳未満児や配慮が必要な児童の増加に伴う補充のほか、児童館の放課後支援事業の補助員などとなっている。新年度も順次採用する方針だ。
 県の保育人材バンクは有資格者のみが対象だが、塩尻の場合は無資格でも登録後に研修が受けられるため、熱意さえあればより気軽に登録できる。市こども課の花岡昇課長は「来年度も引き続きやっていきたい」としている。