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生坂の県道バイパスが開通 山清路大橋で通り初め

山清路大橋の前でテープカットを行う関係者

 生坂村の景勝地・山清路を走る県道大町麻績インター千曲線のバイパス道路が13日、開通した。険しい地形から落石や岩盤の崩落が度々発生していた県道の危険箇所の一部を解消するため、犀川に新たに「山清路大橋」を架けた。開通式が行われ、関係自治体の代表者や地域住民が集まって完成を祝った。

 バイパスは全長442メートルで、犀川右岸の下生坂と左岸の鷺の平を新たな橋で結び、国道19号に接続する。藤澤泰彦村長は「県中央部を東西に結ぶ重要な道路であり住民の大切な生活道路。安全に通行できるようになりうれしく思う」とあいさつした。
 式に続き山清路大橋の前でテープカットが行われ、参加者が通り初めをした。地域住民の代表で、息子や孫らと通り初めに参加した牛越吉人さん(77)は「安心して通れるようになりよかった」と喜んでいた。
 国の防災・減災対策事業を活用し、県が施工した。事業費は約22億円。県道の改良は当初、山清路大橋の上流にある生坂橋の架け替え・現道拡幅を予定していたが、生坂橋付近で平成19年に大規模な岩盤崩落が発生したため、県が20年度にバイパス整備計画に変更した。バイパスの完成で県道の約1キロは車両の進入ができなくなり、村が来年度以降、遊歩道としての活用を図る。