連載・特集

2020.12.30みすず野

 新聞各紙に国内外や地域の「10大ニュース」が掲載され、令和2年、2020年もいよいよ年の瀬だ。行政、社会ともコロナの止めどない感染拡大の対応に追われ、振り回された一年だったが、本欄で最初にそれを取り上げたのは、2月6日だった◆当初「新型肺炎」と呼んでいた。中国・武漢で発生した新型肺炎の感染が拡大し続け、中国国内の経済に影を落とし始めた、日本も中国向け輸出が滞ったり、中国人観光客が激減したり、影響を受けつつある。東京五輪が中止される、といったデマがネット上で飛び交い...などと書いた。その後、本当に中止というか延期になった◆そんななか、松本市では3月市長選があり、臥雲義尚市長が誕生した。「静から動へ」。新市長がどう独自施策を盛り込み、議会の承認を得て実行してゆくか、大変注目されたが、スタートからコロナ対策に追われた。8月には安倍晋三首相が突然辞任を表明し、憲政史上最長の政権に幕が下りた◆「安倍一強」は、負の遺産のほうが大きかったと言わざるを得ず、いまに尾を引く。人と人のふれあい、働き方、生活等の変革も迫られた「コロナの年」が暮れる。

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