連載・特集

2020.12.17 みすず野

 書店の特設コーナーに来年、2021年の日記帳が並ぶ。新しい日記を買うのはうれしいものである。来たる年はどんな年になるのか、良い年になってくれ、との願いを込めて一冊を選び、その真新しいページをぱらぱらとめくる◆かしこまって日々付けようとすると、面倒くさいけれど、メモ書きの延長くらいに考え、習慣づいてしまえば続く。「農家日記」(農文協編)を初めて買ったのは2年前。1ページが上下2日に分かれ、1日分はその日の出来事を縦書きでつづるスペースと、農作業を箇条書きする空白欄から成っている。めくり返した際、何月何日にどんな作業をしたか、一目瞭然なので都合いい◆2年付けてわかったのは、前年と同じ日に、同じ野菜の種をまいても、天候が異なるために育ちが良かったり、悪かったり、収穫に差が出るということ。当たり前のことに気づかされた。「博物館当用日記」「3年日記」「ビジネス手帳」「レディース手帳」「鉄道手帳」「天文手帳」...。自分に合うものを見つけよう◆当地もコロナに振り回された一年だった。来年は収まって、大きな災禍のない年であってほしいと願うばかり。