教育・子育て

塩尻短歌館 冬期平日休館へ 入館者減少 資料整理・調査に集中

1~3月に冬期平日休館となる塩尻短歌館

 塩尻市の塩尻短歌館(広丘原新田)は本年度から、冬期間の平日を休館とする方針だ。平成4(1992)年10月の開館以来、入館者数が減少傾向にある一方、これまでに蓄積された収集資料の整理が進んでいない課題がある。特に入館者が少ない冬の一般来館の受け付け業務を休止し、職員を資料整理と調査研究に充てることで、機能充実と運営の効率化を図る考えだ。

 26日に塩尻総合文化センターで開かれた、市教育委員会定例会で決めた。
 令和3年1月5日~3月19日の間の火曜日から金曜日の平日を臨時休館とする。春休みで人出がある20日以降は通常開館する。これまでは通年営業で、毎週月曜日と祝日の翌日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)が休館だった。
 市社会教育課によると、短歌館の有料入館者数は昨年度が196人で、前年度の352人の約半分だった。令和元年度までの過去3年間の1月から3月20日までの間の来館者数の合計は、わずか15人だった。1月に来館者がいない年もあった。
 一方で、収集資料は年々増えている。しかし、人員不足などを理由に整理は一部にとどまっているのが実情だ。市は休館期間を活用して整理を進める方針で、社会教育課は「調査研究結果を次年度の企画展に反映させたい」としている。
 冬期休館については来月以降に、市の広報紙「広報しおじり」やウェブサイトなどで市民への周知を図る。