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安曇野市の新体育館 建設着々 流線形の屋根現る

建設が進む現場。流線形の屋根がわかるようになった

 安曇野市豊科高家の豊科南部総合公園の南側で、市の新総合体育館の建設工事が進んでいる。大型クレーン車2台を使って鉄骨を組み上げており、北アルプスの山並みをイメージした流線形の屋根が見えるようになった。来年10月に完成予定で、市は「計画的にも順調に建てられている」としている。

 公園南側を2・9ヘクタール拡張し、鉄骨2階建て延べ7846平方メートルの新体育館を建設している。今年3月に本格着工し、10月下旬に鉄骨の組み上げ作業が始まった。
 メインアリーナのはりはアーチ形のトラス構造で、自重で下がる分を考慮する特殊な構造のため、堺市内の工場で現在造られているという。12月中旬には現場での組み上げが始まる。使用する鉄骨約1000トンのうち、トラス鉄骨だけで約400トン分にもなる。
 新体育館は、バレーボールの公式コートが2面設けられるメインアリーナ、同1面分のサブアリーナ、柔剣道場、北アルプスの眺めが楽しめる展望スペースなどを備える。敷地内の東側に駐車場を造り、西側にはイベント時に駐車場として活用できる多目的広場を設ける。備品を除く総事業費は38億6500万円となっている。
 災害時は、メインアリーナと柔剣道場が最大で約770人収容可能な避難所となり、非常用発電機で72時間分の電気が賄える。サブアリーナは各地から寄せられる支援物資の集積場所にもなる。

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