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水たまりの気持ちを詩に 松本盲学校高等部の中原琴乃さんの作品がNHK展入選

入選した詩の作品と水たまりの写真を持ち、笑顔を見せる中原さん

 県松本盲学校高等部普通科3年の中原琴乃さん(17)が作った詩が、障害者の詩の展覧会「第25回NHKハート展2020」で入選した。学校で撮った水たまりの写真を見ながら創作した詩で、応募総数3419点のうち入選50点の一つに輝いた。

 詩「みずたまりのみずお」は、「みずお」が肌(水面)に青空も建物も電信柱も「きみの顔も、すべてうつすよー!」という内容だ。学校で水たまりをのぞき込んだ時に周囲の建物や自分の顔が映り込んでいるのを見た実体験を基に、水たまりの気持ちになって表現した。
 1年生の時から国語の授業で、校内のさまざまなものを写真に撮って詩を添える活動を続けている。入選作品について「自分の詩をみんなに楽しく読んでもらえたらうれしい」と言い「花や物が今どんなことを思っているのかその気持ちを考えて詩を作っていきたい」と笑顔を見せる。