地域の話題

松本市新村のくれき野野菜クラブ 松本大に米を寄贈

学生に米を贈る原さんと岩間会長(右から)

 松本市の新村地区で、農業を通じた地域交流などに取り組む住民有志グループ「くれき野野菜クラブ」はこのほど、交流がある松本大学の地域づくり考房「ゆめ」に、今秋に収穫したもち米とコシヒカリ計9キロを贈った。クラブの岩間克博会長(74)と原良行さん(75)が大学を訪ね、学生に手渡した。

 「ゆめ」の食育プロジェクト・◎いただきます!!に参加している健康栄養学科の学生が米を受け取った。リーダーの2年・田村晴香さん(20)は「大切に育てられたお米と温かい気持ちに感謝します」と述べた。
 地元の水田でクラブの会員と田んぼの所有者が育て、9月には学生が収穫を手伝った。プロジェクトの活動の一環で12月に、贈られた米でおはぎを作り、新村児童センターの子供たちに届ける。
 プロジェクトでは例年、クラブで栽培された野菜や米を活用して、商品開発や料理教室の開催などをしている。今年は新型コロナウイルスの影響で実行できず、クラブが「役立ててほしい」と米を寄贈した。岩間会長は「地元で栽培された米を味わってもらい、地元の農業に関心を持つきっかけにしてほしい」と願っていた。