地域の話題

豊科高家・飯田区 20年前のカプセル開封 住民50人が当時振り返る

 安曇野市豊科高家の飯田区は22日、区内にある諏訪神社の北側区有地で、平成13(2001)年に新世紀の始まりを記念して埋めたタイムカプセルを開封した。区や子ども育成会の役員ら約50人が見守る中、掘り出したカプセルの中から手紙や写真、絵などが入った封筒の束が現れ、集まった区民たちが20年前に思いをはせた。

 カプセルとして水がめを使っていた。アリや水が入り込んでいて物品の保存状態が悪いため、乾かしてから区の代議員を通じて年内にも持ち主に直接届ける。記録によると、区民や保育園などが寄せた物品が専用の封筒で134袋分ある。
 開封式では、土を取り除いた後、穴をふさいでいたステンレスや発砲スチロールのふたが取り外された。穴からタイムカプセルが引き上げられると歓声が上がり、中から当時の携帯電話や玩具なども出てきた。埋めた当時の区長だった岩倉豊夫さん(81)は「よかった」と語り、設計や銘板作成など区民が全て手作りで行った当時を振り返っていた。
 区は、20年後に開封予定の新たなタイムカプセルを12月に埋める予定で、区民から物品を募っている。手塚裕雄区長(68)は「20年後の夢を家族で話し合ってもらえたら」と期待を込めていた。