地域の話題

麻績の岡野和さん 児童画62年 感謝の展示会

岡野さんのアトリエで公開されている作品の数々

 児童画家や紙芝居作家として活動してきた麻績村在住の岡野和(本名・岡野和興)さん(80)の作品を集めた展示会が21日、野田沢の岡野さんのアトリエで始まった。病気療養で今年末に閉めることになったアトリエに眠る絵や過去に手掛けた作品を、交流してきた地域の人たちに楽しんでもらおうという願いを込めて企画された。24日まで。

 児童書の挿絵や紙芝居の原画、岡野さんが好んで描いたという鬼やカッパ、てんぐといった絵が並ぶ。膨大な数がある風景画は村内を描いた作品がほとんどで、アトリエの近くから描いた38点を展示している。
 岡野さんは東京都出身で画業は62年を迎える。20年前に千葉県から村に移住してからは風景画や抽象画を手掛け、地元の子供たちと紙芝居を制作した。
 岡野さんの妹・佐藤つき子さん(77)=飯山市=が代表を務める「岡野和の紙芝居刊行会」と、岡野さんと交流のある村内の有志が企画した。おみ図書館でも23日まで、展示会と連動して作品が紹介され、岡野さんが子供たちと制作した紙芝居の原画などが展示されている。
 アトリエの所在地は日3031。展示は午前10時~午後4時。