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バドミントンで全国連覇 知的障がい者シングルス 中野林太郎さんに栄冠

大会連覇した中野さん

 塩尻市片丘の会社員・中野林太郎さん(23)が、静岡市でこのほど開かれた第2回日本知的障がい者バドミントン選手権大会男子シングルスで優勝した。昨年の大会に続く連覇で、磨いてきた配球術で持ち前の攻撃力を生かし、全試合をストレート勝ちして栄冠を勝ち取った。

 中野さんは第1シードで出場し、決勝まで4試合を戦った。決勝の相手は、中野さんが一昨年と昨年の日本障がい者バドミントン選手権大会の男子ダブルス知的障害クラスで連覇を果たした際に、ペアを組んだ選手だった。
 互いに攻撃が得意なタイプだが、中野さんは健常者のクラブで磨いてきた「試合を組み立てる力」(父・唯志さん)を発揮した。コートを広く使って配球し、時にはネット前へのドロップショットで相手を揺さぶりながら要所で得意のスマッシュをたたき込み、21-17、21-10で完勝した。
 中野さんは「たくさんの人の思いをもらって出た大会なので、優勝できてうれしい」と喜ぶ。
 12月には、男子シングルス知的障害クラスで4連覇中の日本障がい者バドミントン選手権大会(今年はシングルスのみ実施)に出場する。5連覇に向けて松本市や塩尻市のクラブで練習に励んでおり、「(ネットを交差する形でシャトルを落とす)クロスヘアピンをうまくなりたい」と話している。