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松本市ごみ量 コロナ影響 4~9月 家庭は微増 事業所減少

松本クリーンセンターに搬入された可燃ごみ。量にもコロナ禍の影響が出ている

 松本市島内のごみ処理施設・松本クリーンセンターに搬入される松本市のごみ量に新型コロナウイルスの影響が表れている。市や、センターを運営する松塩地区広域施設組合によると、本年度上半期の家庭系ごみの量は前年同期より微増となった一方、事業系ごみは減少した。政府の緊急事態宣言による外出、店舗営業の自粛などが背景にある。

 同センターに搬入された4~9月の市のごみ量は4万1203トン(前年同期比2・8%減)。そのうち家庭系ごみは2万1478トンで、消費増税前の駆け込み需要で例年よりごみ量が多かった前年同期を61トン(0・3%)上回った。特殊事情のない平成30(2018)年度上半期と比べると442トン(2・1%)多い。外出自粛やテレワークの普及で在宅時間が増えた影響とみられる。
 家財の片付けをする人が増えたためか、市民がセンターに直接、可燃粗大ごみを持ち込んだ件数も前年同期比22・5%増の7457件と大きく増えた。
 一方、店舗や企業から出る事業系ごみは上半期が2万240トン(速報値)で、前年同期より1221トン(5・7%)減少した。埋め立てを除く可燃、破砕ごみに絞ると、緊急事態宣言解除後の6月は経済再開の影響で前年同月比2・4%増となったが、その他は5月が10・3%減となるなどいずれの月も前年を下回った。
 松本圏域の感染者数に大幅な増加は見られず市内経済も正常化に向かいつつあるが、回復には至っていない。松塩地区広域施設組合の担当者は「店舗の3密対策や営業時間の短縮が続けば、ごみ量にも表れるだろう」とみている。

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