教育・子育て

コロナ差別なくそう 松本の小中学校で特別授業

新型コロナウイルス感染による差別や偏見をなくすことを考える児童たち(今井小)

 新型コロナウイルス感染の差別や偏見をどう防げるかを考える特別授業が、松本市内の小中学校で実施されている。児童・生徒たちは、自身や友達が感染した場合の対応について意見を交わし、不安なく学校生活を送れるよう、感染症との正しい向き合い方を学んでいる。

 今井小(坂口克夫校長、144人)では、同校の人権月間に合わせた11月から、道徳の授業を利用して学年別に学んでいる。このほど6年生の授業があり、担任の後藤真由美教諭が、社員が感染した会社のガラスが割られたり、感染者が出た学校に通う学生がアルバイト先から出社を控えるよう求められたりした事例を紹介し、児童たちに背景や原因を考えさせた。
 児童たちは「家にこもって人に(ウイルスを)うつさないようにする」「逆の立場になって考えることが大切」「人にやられて嫌がることはしない」などと意見を述べていた。奥原涼介君(12)は「騒ぎすぎないことが大事だと思う。手洗いと消毒を忘れず、これからも学校生活を楽しみたい」と話していた。