政治・経済

池田町の歳出削減案 特別職の報酬カットへ

倉科議長に回答書を手渡す甕町長(左)
 池田町は10日、来年度予算編成に向けて取り組んでいる3億円の歳出削減について、町議会から提出されていた要望に回答した。町長ら特別職の報酬をカットするほか、福祉分野の削減幅は縮小するなどの方針を示し、住民説明会を26日と27日に開くとした。
 甕聖章町長が倉科栄司議長に回答書を手渡した。  議会が福祉や教育分野の予算削減を行わないよう求めていたのに対しては、「全て現状維持とするのは非常に困難」との認識を示した。その上で、福祉分野については現在約9600万円ある福祉基金から数年間に分けて繰り入れを行い、削減幅を縮小するとした。また、来年度に行う予定だったハーブセンターのガラス温室の改修は凍結する方向を示した。  町長、副町長、教育長の基本給のカットを検討しているとしたほか、一般職の給与についても「削減しなければならない状況」とし、諸手当等を削減する場合は労働組合と協議に入るとした。  削減案の詳細は13日に開かれる町議会全員協議会で示される。住民説明会は26日が町多目的研修センターで、27日は交流センターかえでで、いずれも午後7時から開く。  倉科議長は「(財政難に至った)原因と責任を明確にしないと説明会で議論に入れなくなる」と強い懸念を示した。一方で、議会側も議員報酬の削減を視野に入れていることを示唆し、協力して難局を乗り切る意向を示した。

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