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穂高駅を生け花で彩り20年 齊藤文美さんにJRが社長感謝状

社長感謝状が贈られた齊藤さん(中央)

 安曇野市穂高有明の生け花教授・齊藤文美さん(84)に9日、JR東日本から社長感謝状が贈呈された。齊藤さんは平成13(2001)年から約20年間にわたり、JR大糸線の穂高駅にボランティアで生け花を飾り続けている。齊藤さんは「大したことをしていないのに喜んでいただけて幸せ」と語った。

 齊藤さんは、身近な花で駅利用者に季節を感じてもらおうと、ブルーベリーや菊など主に自宅の草花を使った生け花を飾り続けている。「あるべき姿を大事にした」作風で夏場は2~3日おきに、冬場は1週間ほどで新作に交換している。この20年間で展示を欠かしたのは入院した約2週間だけだという。
 9日に穂高駅で贈呈式が開かれ、JR東日本長野支社の加藤修支社長が齊藤さんに感謝状を手渡した。記念品として駅長の帽子をかたどったミニチュア帽子と、運転士が使っているのと同じ懐中時計も贈られた。加藤支社長は「穂高駅で利用者に喜ばれてきた。長野支社としても感謝申し上げるとともに喜ばしい」とたたえた。齊藤さんは「今後も生きがいとして続けていきたい」と応じた。
 10月14日の「鉄道の日」に合わせた感謝状で、長野支社管内では毎年1件あるかないかぐらいだという。

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