政治・経済

池田の財政再建、住民参画で 考える会発足 説明会前に情報提供

記者会見で全戸配布したチラシを示す髙山代表世話人

 来年度の予算編成で歳出の3億円削減に取り組んでいる池田町の町民有志が7日、「町の財政再建を考える会」を発足させた。同日は町の財政状況を説明したチラシと再建の道筋を示したアピールを全戸配布し、賛同者を募って町民の意見として示したい考えだ。

 代表世話人の髙山暠さんら4人は同日、町多目的研修センターで記者会見を開いた。チラシでは町の貯金に当たる財政調整基金が大幅に減少している一方、借金は増加の一途をたどっている現状を示しており「町が今後開くとしている町民説明会の前に、できるだけ多くの情報を提供したい」と説明した。
 アピールでは「町長の責任は重大」と指摘し「町長自らが過去の財政運営の誤りを認め、それを正す覚悟を町民に示すこと」を第一に求めた。その上で、来年度予算編成では町民生活に極力影響を与えない基本方針を示すこと、影響を与える場合は期限を示して解決の見通しを説明することを求めた。長期的な財政再建プログラムを議会や町民と共に協働でつくることも提案している。
 今後も町や議会の動向を踏まえてチラシを作成、全戸配布する方針で、髙山代表世話人は「未来志向で取り組んでいきたい。特定の人だけが意見を言っているのではないということを、町に伝えていきたい」と述べた。

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