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菊の国旗 五輪に願い 松本・岡田町の赤羽さん 自宅庭で60作品公開

日本国旗を模した菊の作品などを自宅庭に展示した赤羽さん

 松本市などの菊愛好者でつくる「松菊会」の会長・赤羽孝純さん(75)=岡田町=は、菊の花で表現した日本国旗など、作品約60点を自宅の庭で公開している。東京五輪の開催年にちなんだ作品などを、国宝松本城の庭園で毎秋開かれる「お城祭り」の菊花展(松菊会主管)に出そうと大切に育ててきたが、五輪は延期、祭りは中止となったため庭に展示した。地域住民らが観賞に訪れ、秋ならではの風情を満喫している。

 国旗の作品は、縦横約2㍍の大きさで、四つの部分でできている。通常は垂れ下がったように仕立てる品種の菊を、国旗を模して仕立てた。作品の周辺には、大輪の3本立てや、西洋菊の上部に花を集中させたものなど、伝統風から現代風まで愛好者も目を見張る作品がずらりと並んでいる。
 今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、お城祭りが中止されるなど、菊愛好者たちにとっては、丹精した作品の発表の場がほとんどない秋だった。赤羽さんは「せっかくきれいに咲いたので、お城に展示するのとは違うが見てほしい」と話し、来年は会員たちと例年通り活動できることを願っていた。
 展示場所は、JA松本ハイランド虹のホール岡田の北方。見ごろは20日ごろまでで、夜間はライトアップもしている。

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