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地元芸術家の作品紹介 木曽ペインティングス あすから木祖で

 芸術祭「木曽ペインティングス」が7日、木祖村で開幕する。木曽地域在住のアーティスト8人が、地元の郷土史家・澤頭修自さん(87)の著書などを素材に発想を広げ、手掛けた創作を展示する。22日まで。

 毎年木曽地域で開き、今年は6月開催予定だった芸術祭「千年のすみか」は、新型コロナウイルスの影響で来年11月に延期となった。今回は代替イベントとして規模を縮小して開く。
 澤頭さんは元教員で、木曽郡内各地の小学校で教えながら、地域の歴史や文化、民俗を文章や写真に残してきた。今回の芸術祭は、澤頭さんを通して語られる「地域の記憶」を物語として紡ぎながら、芸術家がそれぞれ表現する趣向だ。
 薮原宿の空き家7軒と小木曽地区にある一つの蔵が会場となる。美術作家の近藤太郎さん(25)は、澤頭さんの自伝「水ぬるむころ」を題材に、絵画を使ったインスタレーション(空間表現)を旧旅館・藤屋に飾る。「文章と対応した展示にしたい」と意気込む。
 午前11時~午後5時。藤屋には、澤頭さんの原稿や日記、昭和の中頃の文化や民俗を撮った写真などが並ぶ資料室も設ける。
 関連イベントは次の通り。
 【7日】▽角谷沙奈美さん(出展作家)講演会「パリのアーティスト・イン・レジデンスについて」=午後5時半、村民センター
 【8日】▽澤頭さんトークショー=午後1時、同▽「木祖村スタア誕生プロジェクト」ミュージックビデオ上映会など=午後3時、同
 【21日】▽ワークショップ「透明キャンバスに絵を描こう!」=午後1時、笑ん館(定員8人)

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