地域の話題

木曽郡内で外国人観光客向け動画の撮影始まる

お六櫛作りの収録の様子(木祖村郷土館)

 木曽郡内で3日、「紅葉の中山道」をテーマにした外国人観光客向けPR動画の撮影が始まった。尾張藩とゆかりのある木曽郡6町村と塩尻市、名古屋市など計12市町村と、国内外の交通事業者らが連携して訪日外国人誘客施策に取り組む「尾張藩連携事業」の一環で、新型コロナウイルス感染症の収束後に多くの人に訪れてもらおうと、地域の良さを収めている。

 初日は木祖村と木曽町で収録が行われた。木祖村郷土館では、村お六櫛組合の篠原武組合長がお六櫛にまつわる民話やくし作りに込める思いについて語る様子と、作業を実演する様子を撮影した。同行した村産業振興課の高柳政次さんは「村の伝統文化や景色を、海外のみならず国内の人にも発信していかれればいい」と期待する。
 動画は「森林と人の共生」を大テーマに、四季を絡めて撮影している。ダイジェスト版を含めて5本作成し、1本当たり5~10分程度となっている。8月に撮影した夏編は、中央日本総合観光機構のユーチューブチャンネルですでに公開されている。冬編の撮影は12月を予定し、春編は編集待ちだ。
 同事業は愛知県常滑市の中部国際空港(セントレア)を利用して来日する、欧米などからの外国人観光客の呼び込みに力を入れていく予定だったが、本年度はコロナ禍のため準備の年となった。名古屋市観光文化交流局観光交流部の中村有志さんは「コロナ収束後に『どこかへ行きたい』となった際の旅行先として印象付けができたらいい」と話していた。

連載・特集

もっと見る