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日出塩の一里塚跡に石碑 塩尻市宗賀 塩尻西部中・浦沢君が揮ごう

日出塩一里塚跡に建立された石碑と文字を書いた浦沢君(右)

 旧中山道の一里塚があった塩尻市宗賀の「日出塩一里塚跡」に新たに石碑が建立され、3日に現地で除幕式があった。市の新型コロナウイルス感染症対策観光振興事業の支援金を活用して用意した高さ1メートルほどの真新しい石碑には、塩尻西部中学校3年生・浦沢咲功君(15)=宗賀桔梗ケ原=が毛筆で書いた「一里塚跡」の文字が刻まれた。

 除幕式には建立に携わった人や地元住民計約20人が出席し、地元の日出塩区長の中野達郎さん(69)と浦沢君が石碑の覆いを取った。浦沢君は「何年も残るものなのでプレッシャーはあったが、しっかり書けた」と喜んだ。
 これまでは木製の標柱が立っていたが、老朽化が進んでいた。日出塩区と本山歴史同好会、街道交流事業実行委員会が連携し、市事業の「地域の観光資源発掘支援金」を活用して石碑に取り換えた。
 中野さんは「歴史ある一里塚跡を石碑にしてもらい、ありがたい。最近は旧中山道を歩く旅行者が増えている。一里塚を目印に歩いた昔をしのんで歩いてほしい」と話していた。
 旧中山道の一里塚は市内に9カ所があり、これで塚が現存していない5カ所すべてに石碑が建立された。

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