政治・経済

池田町の歳出削減案に 町議会が要望書

甕町長に財政再建に関する要望書を手渡す倉科議長(右)
 池田町が来年度予算編成に向けて取り組んでいる3億円の歳出削減について、町議会は2日、町の財政再建に関する要望書を甕聖章町長に提出した。財政危機に陥った原因や組織的問題の究明、福祉・教育など住民生活に関わる予算を削減しないこと、町民説明会の早期開催を求めた。町は10日までに回答する。
 倉科栄司議長と矢口新平副議長が町役場を訪れ、甕町長に要望書を手渡した。  要望書では生活関連予算の確保を求める一方で、ハーブセンター東側のハーブ園等の整備の凍結や、移住定住関連補助事業の削減、各種委託料の見直しなどを提案した。財政状況の見通しを明らかにすることや、特別職の報酬削減を検討することも求めた。また、一般職員の給与削減は行わないよう要請し、最後の手段として実施する場合は、職員の了解を得て行うなど慎重な対応を求めた。  町は9月に歳出削減案を議会に示し、22項目が否決されたことから再検討を行っている。倉科議長は「いい町をつくるため、とにかく乗り越えなければならない」と述べ、甕町長は「(修正した歳出削減の)シミュレーションができ次第、議会に内容を示し、協議した上で今月末までに住民説明会を行いたい」と意向を示した。

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