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県相撲連盟 コロナで全大会中止の中高3年生を激励

贈られた色紙を手に、指導者や保護者らと記念写真に収まる木曽青峰高相撲部の3年生(前列)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中学生と高校生の全ての相撲大会が中止となり、「最後の年」を目標に積み重ねた稽古の成果を発揮できなかった中学3年生と高校3年生にエールを送る「称え励ます会」が1日、長野市で開かれた。相撲に打ち込んだ3年間をたたえ、新たな一歩を踏み出す後押しになればと、県相撲連盟が初めて催した。

 県内の中高生23人に出席を呼び掛けた。連盟の水野雅義会長は「悔しい思いがあると思う」と、コロナ禍で活躍の場を失った3年生たちの心情をおもんぱかった上で「日々頑張った経験は今後の人生をしっかりと支えてくれるはず」と言葉を送った。
 3年生には「人間力」としたためた色紙が贈られた。「自立した人間として力強く生きていくための力」を意味する言葉で、大相撲の御嶽海関が所属する出羽海部屋の十両格行司・木村千鷲さんが揮ごうした。
 水野会長から色紙を受けた、木曽青峰高校相撲部の小川翼主将(18)は「培ってきたことを忘れず、次の舞台で頑張る」と力強く決意を述べた。木曽町中相撲部の佐々木英人主将(15)は「満足できるような引退を迎えることはできなかったけれど、成長することができた」と、コロナ禍の制約の中、稽古の機会を設けてくれた指導者に感謝した。

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