連載・特集

2020.11.30 みすず野

 コロナの感染拡大が続く。気になるのは高齢者の割合が高くなっていること。家庭内で複数感染していること。重症者も増える傾向にあり、この冬とても心配だ。あっちを立てればこっちが立たず、感染防止と経済の両立は至難の技◆一人一人の心に不安がじわり広がる。感染の不安はもちろん、仕事の不安、お金の不安、生きる不安、それらは睡眠障害や食欲不振を招いたり、さまざまなストレスを生じさせたりする。県精神保健福祉センター(長野市)に寄せられる電話相談にも表れ、深刻な内容が多いと聞いた◆主婦や高齢者は在宅時間が長くなる。親子や夫婦間のいさかいにつながり、互いの孤独感を強め、虐待も起きかねない。塩尻市の家庭児童相談件数が本年度上半期、急増しているという。家庭の経済状況の悪化のみならず、学校や地域行事の中止、臨時休校明けの授業の過密日程など、要因はいろいろ考えられる◆「いまできることに集中しよう」「親しい友や安心できる人に気持ちを打ち明ける」「身近な自然とふれあう」「体を動かす」「日光浴をする」など、専門家は助言している。どれか一つでも実践してみますか。