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ミニ菊花展街に彩り お城まつり中止で女鳥羽に小中学生の鉢植え

 松本市女鳥羽1の県道松本和田線(通称アザレアライン)沿い、桜町公民館西側の店先で、色鮮やかな大菊や小菊30鉢が見頃を迎えている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で今秋は中止された、市の恒例行事「お城まつり」の催しの一つ、「第61回菊花展」で松本城本丸庭園内に展示予定だった作品の一部で、行き交う人たちの目を楽しませている。

 菊花展を運営する地域の愛好団体「松菊会」(赤羽孝純会長)が展示した。菊花展は例年、会員や、会員の支援で栽培している地域の小中学生の作品300~500点を並べて盛大に開き、多くの市民や観光客に親しまれている。今年は中止されたため「子供たちが大切に育てた作品だけでも地域の人に見てもらおう」と、街中での"ミニ菊花展"となった。
 市内外の小中学校5校と市内の児童センターの一つが計15点、松菊会副会長で展示場所を提供した古書店「夢中屋」経営の竹内久美子さん(62)が15点出品した。3本立てやだるま作り、ドーム菊など、春先から大切に育ててきた色鮮やかな菊が並ぶ。
 通りかかった近くの女性(75)は、本丸庭園の菊花展を毎年楽しみにしているといい、「今年は見られないと思っていたのでうれしい」と笑顔で観賞していた。竹内さんは「狭い所だが子供たちの力作をぜひ見てほしい」と話している。11月11日ころまで展示している。