地域の話題

改装中の義仲館 学生が展示案次々

義仲館で説明を受ける学生たち

 木曽で育った平安末期の武将・木曽義仲ゆかりの施設で、木曽町が改装中の「義仲館」(日義)の展示内容を考えている長野県立大学(長野市)の学生のアイデアが、徐々に具体化してきた。義仲に関する写真を集めた冊子を作ったり、「また来たい」と思わせる入場券のデザインにしたりといった案が挙がる。このほど日義を訪れて義仲ゆかりの施設などを見学し、イメージを膨らませた。

 「グローバル教養ゼミ」の3年生5人と二本松泰子准教授が、町職員の案内で工事中の義仲館の内部を確認した。近くの徳音寺では義仲の墓に手を合わせた。義仲と共に戦ったとされる巴御前が幼少期に泳いだと伝わる「巴淵」では、熱心に写真を撮っていた。
 今後は、これまでのアイデアを絞り込み、来年1月末までに町に提案したい考えだ。加古勝士さん(20)は「現地を見て雰囲気を味わえた。限られた展示空間でできることを考えたい」と話していた。
 新型コロナウイルスの影響もあって移動を控えていた学生たちが、現地入りするのは初めてだった。8月には町日義支所とオンラインで結び、展示アイデアなどを住民に披露していた。